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ちょっと待ってね

ポタポタと屋根に雨が当たる音が聞こえてくる。
暇つぶしのゲームも飽きて、そろそろ休憩もかねて相手に自分の存在を思い出させたい。

「なーなー。先生」

でも相手は爆音の向こう側だ。いつも思うが耳が痛くならないのかね。
仕方がないので、机の下から脚をちょいちょいつついてみる。

「んあ?どうかしたのか?」
「少し休憩、したらどうだ?」

そういうと、あぁもうこんな時間か、なんてDTOは言う。

「待たせてすまないな。もう少しで終わるから」
「今日中に終わらせなきゃいけないわけ?」

そう不満をつぶやくと、相手は少し照れながら、

「だって、夜はアンタの相手をしなきゃいけないから時間ないじゃないか」

と。照れながら言うものだから、ちょっとニヤらと笑って、

「ああそうだよ。待たせた分たっぷり楽しませてもらうぜ?」