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あめのひ

夕立がさって、駅前で雨宿りをしていたところ。

月に一回は見かける掃除屋が何でも屋スタイルで通り過ぎて行ったので思わず、

「あっ」

と指さしていた。いやまぁ指さすのは良くないんだけどね?

「おっ、なんだ先生か。雨ならもう降っちゃいないみたいだぞ」
「そのようだな。…ところでお前は仕事上がりなのか?」
「おう、これから社宅にでも帰ろうかと思ってな。晩飯はこれからだ」

なら一杯ひっかけにいくか?と猪口をつまむ指の形でくいっとあげた。
すると相手もにんまりしながら、いいねぇ、なんて笑う。

「ラーメンと餃子とビールジョッキ、いいねぇ」
「ああ、最高だとも。この組み合わせはやめられん!」

それには激しく同意しながら彼が今一番にハマっているであろうラーメン屋に一緒に赴くこととなった。